2020年10月3日

支援の範囲とデジタル

「ECやオムニチャネルを強くしたい」「D2Cを始めたい」といったお問い合わせが多いのですが、内容を聞いてみるとそれだけではないことがほとんどです。小売企業の場合、全社の事業を見直している中で、ECやオムニチャネルを強化したい、業態の再検討や、店頭・社内のデジタル化は別途検討をしているというお話です。

ECやWebサイトだけを改善しても、ご希望の規模にはならないことがわかり、店舗や新しい取り組みを合わせての検討となることが多いのです。

もちろん、ECだけやオムニチャネルだけのお手伝いもしています。それはそれでご満足いただけるのですが、その先のステップを予想して、手戻りにならないような形を心がけていますので、次のステップをお手伝いするしないに関わらず、ご満足いただけるようです。

小売、サービス業の世の中の大きな方向性は共通するところも多いですが、共通のところだけを学んでなぞってもうまくいきません。自社の本質や特徴を生かすために、世の中に出てきている考え方や手法をどう利用していくかが重要です。

これは、ECのときだけでも、デジタルトランスフォーメーションのときでも、事業の見直しの場合も同じです。

また、当社はデジタルのコンサルティングだけの会社ではありませんが、どのような案件でも、結果としてデジタルの活用は出てきます。実務の中でのデジタルの理解、経験も十分あるので、一つの強みとしてご提供できるものだと言えます。

ただし、デジタル化といって、「デジタルディスプレイの店頭設置」や「アプリの導入」等といったことだけではなく、結果として、

クライアントの興味が、バックヤードの支援、業務改善、顧客理解など表面から見えないデジタルの活用などが多くなり、そのお手伝いをしていることが多いと言えます。

あなたの会社ではいかがでしょうか。