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さまざまな情報とメモ / tips

お知らせしたい情報、メモなどを掲載しています。また、代表の中島が普段からよく言っていること、気づいたことなども載せています。

2024/10/29

Shopify Partners Roasdshow Season2: Scale your commerce with Shopify

成功例から苦労話まで一挙公開!越境ECの戦略と最前線を知るセミナー | 繊研新聞 https://senken.co.jp/posts/shopify-partners2-3

にて、お話をします。

17:40-18:05 セッション3 「ECにコンセプトは必要か?

2024/10/28

コンサルGo」で当社が紹介されました。

フリーコンサル株式会社が運営するコンサルタント・ハイクラス人材のキャリア、企業の課題解決に役立つ情報メディア 「コンサルGO 」にて、「おすすめの東京の経営コンサルティング会社」として紹介されました。

2024/10/2​3

いいものでも、知られていなければ、存在しないのと同じ。マーケティングの基本。
しかし、知られているのものが、いいものとは限りません。

2024/10/01・2024/10/19

ネクトラス株式会社の設立記念には10月19日です。会計年度は10月1日から開始されています。今期で13期目です。ありがとうございます。

2024/05/31

ネットショップ担当者フォーラムお悩み相談室に掲載されました。

お手伝いしているインプレス社の「ネットショップ担当者フォーラムお悩み相談室」に、コンサル・運営代行支援サービスとして掲載されています。⇒ 新規事業とEC/オムニの相談室

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2023/12/01

ECのミカタの「おすすめの書籍紹介」コーナーに掲載されました。

「おすすめの書籍紹介」コーナーが復活したらしく、出版後1年たっていますが、「いちばんやさしいEC担当者の教本 人気講師が教える新任1年目に身につけたい実務と知識 (いちばんやさしい教本)」を紹介していただきました。

2023

日本オムニチャネル協会に入会しました。

社名と、ロゴは掲載されています。

2023/03/23
案件にかかわるうちに、クライアントにさまざまなレクチャーをすることがあります。その際、よくお渡しするのが、「デジタル関連チートシート」「エンジニアやその他のデジタル関連の人材の募集要件」です。「デジタル関連チートシート」は用語集や解説を兼ねたものです。「エンジニアやその他のデジタル関連の人材の募集要件」は社名、条件を変えれば、そのまま人材紹介会社への説明、依頼に使えるものです。全体の構想作りの次くらいに、受けが良いものと言えるでしょうか。もちろん、公開、配布はしていません。

2023/02/04

多様性(≒ダイバーシティ)がいろいろなものを生み出すのは間違いないでしょう。 多様性というのは、いろいろな人、人種、職業、ジェンダーがいるだけではなく、その価値観を(相互のリスペクトをもって)認め合う(受け入れなくても)ことが必須要件。

2023/02/04

PDCAに関して。「制度としてのPDCA」「思考の流れとしてのPDCA」は違うのではと思います。ちょっと考えてやってみて違ったらやり直すというのはアジャイルでもPDCAでもあるわけで。 規模、プロジェクトなどにもよるけれど、大きなPDCAの中に無数のPDCAがあるイメージです。

2023/02/04

最近、よく言っていることの一つに「ECの業務の一つ一つは最初そんなにレベルは高くなくてもいいですが、とにかくやることの種類が多いです」と。

2023/02/04

ビジネスのコンセプトとは、「俳句」のようなもの!?

よくビジネスアイディアの話をいろいろ聞いてもよくわからず、「結局、あなたのビジネスを、1、2行で私に説明するとどうなりますか?」と言ってしまうことがあります。なんだ、それはといわれるかもしれません。しかし、よく練られているコンセプトは、短い言葉で説明できるものと私は信じています。1、2行の説明を聞いても、そのビジネスがイメージできるはずです。

私は、それをいつも「俳句」のようなものだなと思います。俳句は詠んだ人の見ている情景をギュッと17文字に濃縮し、その17文字を読んだ人が読んだ瞬間に、その情景がばっと広がってイメージできるものだと思うからです。もちろん、下手な俳句ではそうはなりません。

2023/02/04

Entrepreneurshipは、起業家精神と訳すべきだったのか?

起業支援も長く続けていますが、よく思うことの一つに、Entrepreneurshipの起業家精神という訳が、誤解、誤認、議論のもとだということです。
「起業」もだし、「家」もだし、「精神」もです。
私が訳すとしたら、やわやわですが、「新たに事業/商売を立ち上げるときの、考え方、心構え、理解」といった感じでしょうか。 
「起業」といった瞬間に、多くの人は、松下幸之助やビルゲイツ、ザッカーバーグのような起業をイメージしてしまう。独立ものれん分けも、自営も、小さなビジネスも、飲食も全部起業です。新たに「自身」でこれまで自身が「やっていないこと」もしくは自身であらたに完結する範囲で事業などを行うことです。 
「家」起業できればいいわけで、起業家になりたいわけでも、ならなくてはならないわけでもないでしょう。
「精神」は学べるのか? 解釈がありすぎです。精神は学ばなくても起業はできます。精神やなんか、抽象的な考えの追求は、学者や意識高い系に任せておけばよいのです。目の付け方、考え方、心構え、やることなどの理解は伝えられるわけです。
私も、起業支援や教育などをしていますが、覚えてほしいことは「起業視点」と「起業スキル」という言い方をしています。
「起業視点」は、新しいことをするための視点や考え方、注意点。
「起業スキル」は、起業以外にも使える。これまでやったことのないことを調べてから計画して立ち上げて、うまくいくようにすることで。
べつに、学んだからといって、起業しなくてもいい。起業は、いつでも、誰でもできる。ただ学んだことは、他にも役に立つ、起業した際に、うまくいく確率を上げるこというです。

2023/02/02

ベッド・バスが社債の利払いできず-先週には銀行が債務不履行通知 - Bloomberg」という記事を見て。いつも思うのですが、アメリカの小売はチャプター11(民事再生法)を申請すると、強くなって帰ってきます(トイザらスは例外でしたが)。

トイザらスは、本当にアマゾンのせいでつぶれたのか?|中島郁(kaoru k nakashima)

2023/01/30

「事業計画」を書くというと、事業計画を書くことが目的となる人や事業計画の「項目を埋める」ことが目的になる人が多いようです。やりたいこと、やろうとしていることとやるべきことを明確にし、それに、日付や金額をつけていくことが結果、事業計画になるというのが、いつもの私の説明です。

2022/12/17

新刊の「いちばんやさしいEC担当者の教本」に関し、共著の南茂さんとのインタビューがネットショップ担当者フォーラムに掲載されました。フォーラム内のアクセスランキングが週、月次で1位で年間でも上位に入っていました。

「コンサル要らずに」という表現がタイトルに入っていたからでしょうか。

運用代行会社の担当者でも事業会社でのEC経験がない人がいて、思い切り活用されているとのことです(それを目指したわけでも、それがよいというかどうかは別ですが)。

2022/11/25

フラクタ社主催のEC若手オフラインイベント 第3回EC Young JAMを2022年11月25日にて、「いちばんやさしいEC担当者の教本」の共著者の南茂さんとセッションを行いました。

若手の方々との交流もでき楽しかったです。

ワークショップのモデレータは、エース株式会社の北山さんでした(そのあと、転職されました)

2022/11/10

発刊まで1週間を切ったので改めて告知を。
■書籍のご案内 11/16出版予定 予約受付中:
「いちばんやさしいEC担当者の教本」
 ~人気講師が教える新任1年目に身につけたい実務と知識~
  株式会社インプレス
 https://www.amazon.co.jp/gp/product/4295015202
★新任者が業務を一通り把握・理解するため、中堅担当者が業務を
 再確認したり守備範囲を広げるため、そして事業担当者や経営企画が
 ECをビジネスとして始めるためなど。
★フレームワークから、業務と業務をつなげてECを有機的に理解し、
 成長するために役に立つ内容を網羅しています。
 
網羅的に、実務ベースで、基本的な考え方も含め書いたので、研修にかなり向いていると思っています。まだ、その点はそれ程、強調していませんでしたが、既にそれを見込んでEC責任者やコンサルなどの方が、まとまった数を予約してくれているようです。普段からの発言でそう考えていただいたのかと。
 
それとも、目次のてんこ盛り度?
1 はじめに知っておきたいEC事業の基礎
2 EC事業を構成する業務と組織の全体像
3 事業戦略とマーケティング戦略の基本
4 企画・集客・プロモーションの基本
5 ECサイトの企画・構築・店作り
6 ECの運用:バックエンドの業務
7 さまざまな販売手段とEC担当者のあり方

 

2022/11/09

共著者の南茂さんが所属する株式会社フラクタが、プレスリリースを出してくれました。

『いちばんやさしいEC担当者の教本 人気講師が教える新任1年目に身につけたい実務と知識』11月16日発売!FRACTA南茂も執筆に参加

2022/07/28
Calculable Risk Takerとは何か? 起業、新規事業に必要な考え方の一つ。

昔、留学しているときCalculable Risk Takerという言葉を教わりました。Calculableを「計算ずく」と訳すと、ぜんぜんいいと思いませんが、一か八かではなくちゃんと考えましょうということ。
ビジネスプランを見ていると、どんなにいい条件、ベストシナリオでも、採算が合わなかったり、事業が成り立たないものがあります。確率が低くても、ある条件で成立するのであれば、それは自身の能力や分析の上での選択なので、Calculable Risk Takeだと思います。
通常の経営上のDecisionも決定支援のための分析や検討を行って最後の最後は、自身の判断です。
新規のこと、起業は、より自身の判断の部分が大きいと思います。どこまで、計算するか予測するかもあわせて、起業家のセンスだと思っています。

かなり以前、ある有名な起業家に、この言葉を言ったところ、びっくりするぐらい拒否反応を示したことに驚いたことがありました。
大学などで起業学を教えたりしていますが、起業の精神を教えてるというよりも、起業家のように考え、起業に必要なスキルを身に着けることを目的としていますと明言しています。Calculable Risk Takerのその一環として学生さんに伝えています。

2022/06/24

新規事業をやりなれている会社の新規事業のやり方と、やりなれていない会社のやり方は、違うんですけどね。。。 やりなれた会社の事例紹介に飛びついて、討ち死にしないようにしていただきたいです。

2022/05/19

株式会社リンク オンドメディア LINK Watch!にインタビューを掲載してもらいました。

ECサイトのプロフェッショナルに聞いた|メールなんてもう古いは、大間違い。成功するECサイトのメール活用術とは

言ってることは、地味ですが、とても正しいです。

体調が最低で、目は開いていないし、肌もボロボロです。

2022/03/22
(このコラムは、以前にnoteに書いたものが、このところよく閲覧されているので、加筆修正で掲載しています)

久しぶりに藤田田(ふじたでん)さんの名前を見ました。

藤田田さんは、日本マクドナルドの創設者です。社長、会長を歴任して、2004年に亡くなっています。

なじみのないところでいうと藤田商店、タイラックオーナー、(今はなき)ブロックバスター日本法人経営者、そして、日本トイザらス副会長でした。GHQの通訳だったという話もあります。また、「ユダヤのなんたら」という本で有名でした。

トイザらスの米国本社が日本進出するときに、田さんに白羽の矢を立てましたが、マクドナルドの米国本社より、牽制があり、田さんの時間の〇%以内でトイザらスの業務を行うのであれば承認するということで、副会長となったとのことでした。

田さんは、トイザらス、ブロックバスター、マクドナルドを同じ敷地内に立て、子供はトイザらスへ、親はブロックバスターへ、そして家族でマクドナルドで食事をするという想定であったそうです。その後、ブロックバスター日本事業はゲオに売却されました。

私と藤田田さんとの接点は、2000年頃、トイザらスに在籍中に、EC専業の会社を米国トイザらス過半数、2番目に日本トイザらス、そしてソフトバンク、日本マクドナルドという順番の出資で(ややこしそうな)合弁会社を作ったときです。田さんはすでに伝説の人でした。
私の思い出は:
出資者なので報告にうかがい、同行のアメリカ人トップが英語で説明するのに、いつも私に向かって日本語で意見と質問してくるといったことでした(田さんはGHQの通訳だった人です)。いつも説明した幹部が不愉快になってました。

その他:
藤田田さんの名刺には、「でん」と読みますとただし書きが書いてあったと思います。
日本マクドナルドの会長専用フロアには田さん専用のトイレがあり、ナンバーロックがあり、他の人は使わせてもらえなかったり。
私たちがノーネクタイ(死語?)で、うかがうと、タイラックのオーナーらしく、「ネクタイしないとだめだよ。昨日も(ソフトバンクの)孫くんにもいったんだけど。。。」と、いつもお話が始まりました(田さんは孫さんの恩人の一人です)。

もうお会いすることはできませんが、いつも目のつけ所が他の方とは違い、予想と少し違う質問をされたということから、凄さを感じていました。

2021/10/28

​三菱総研のコンサルタント?研究員?の劉瀟瀟さんのコラムで、コメントを取り上げてももらいました。

「DXは、こうしたツールを通したケイパビリティ化(組織能力のアップ)だとしている」というニュアンスです。

介護施設が「デジタル化」に取り組んだら起きた事 | 公共・福祉サービス | 東洋経済オンライン | 社会をよくする経済ニュース https://toyokeizai.net/articles/-/464702

2020/03/04

当社代表がシェアボスに掲載されました。

シェアボス 「中島 郁 / トイザらス・ショップチャンネル・三越伊勢丹など大規模EC責任者を経験、事業創出のスペシャリスト 」

​2019/4/18

dmwワークショップを実施しました。

「なぜ店舗販売メインの会社は、ECがうまくいかないのか」
~店舗販売企業の経営層に一番聞いてほしい話~

2018/11/09

株式会社ミーミルのプレスリリースにて、「小売産業のデジタルシフト」の第一人者」として紹介されています。

経営企画や事業開発担当者向け「クオリティ・エキスパート」の第3弾 「小売産業のデジタルシフト」の第一人者の特集を公開 ~NewsPicks小売・流通プロピッカーとも連携し、 小売業の変革期における有識者の見識を広く展開~ 

2017/06/29

【第1回福岡ECコミュニティ】にてセミナーを実施しました。

自社におけるECサイトの役割を知る~ネットショップの立ち上げに必要なこと~

2017/06/09
EC総合研究所の「セミナー講師紹介」に掲載されました。

EC総合研究所の「セミナー講師紹介」に「新規事業立上げ、急成長事業マネジメントのプロフェッショナル」として掲載されました。

ECについて:

「中島さんは長くECをやっているので、ECのコスト構造をよくわかってると思うので教えてください」という依頼を受けます。そこで、ECについての考え方ですが、実店舗でいう「路面店」とほぼ同じくらいの概念です。

田舎の駅前の駄菓子屋さんも路面店、年間売上2000億円の新宿伊勢丹も路面店です。どう考えても同じコスト構造のはずありませんよね。

どうしてもということで、一度、以前いた企会社のECのコスト構造を、ある会社に当てはめてみました。結果、利益はどうしても出ません。売上規模、業態、商品カテゴリーなどで全く変わってくるということです。

 

​一言:

・親の言ったことと、冷酒は、後から効く。

・確かに体制がないと、ものごとが進まない場合が多いが、 箱や体制があれば、ものごとが進むというものではない。

​・リテラシーは底上げです。引き上げには無理がある。

・空気読んでるやつに、新しいアイディアなんか出せない。

ものごとの進め方:

多くの人が、「何をするか」と「どう進めるか」を混ぜて考えています。楽しみでやっていることはいいのでしょうが、ビジネスなどでは、分けて考えることをおすすめします。「何をするか」を考えて「何をするか」を決める、そして、決めた「何をするか」をどうやって実行するか。「何をするか」を考える過程で、他にもいろいろいいアイディアなどが出ていたことだと思いますが、そちらのほうがよかったとぐずぐずしていたり、「決めたこと」の実行に影響する頃は避けなければなりません。そうすると、当然、「決めたこと」がうまくいかない可能性が高くなりますし、うまくいかなった場合、決めた「何をするか」がよくなかったのか、「やりかた」がよくなかったのかわからなくなってしまいます。決めた「何をするか」がうまくいかないときは、あいまいに変更せずに、明確に変更し、それを関係者に周知することが肝要です。そうでないと、また、実行の力が弱くなります。

また、決めた「何をするか」は実行段階での見直しのマイルストーンを決めていて、必ずそこでこのまま進めてよいかを確認します。そのプロセスも明確にし、結果を関係者に周知することも大切です。数値基準を事前に決められればよいですが、​新規のことには、数値の基準も明確でないことが多いので、数値基準にこだわり過ぎない姿勢も大切です。

PC:

誤って閉じてしまったタブをその場ですぐに復元するショートカット

Windows⇒[ctrl]+[Shift]+[T]

Mac⇒[Command]+[Shift]+[T]

キャリア:

スタンフォード大学のジョン・D・クランボルツ教授が提唱したキャリア理論:

・個人のキャリアの8割は予想しない偶発的なことによって決定される
・偶発的なことを計画的に導くことでキャリアアップにつながる

⇒私のキャリアは、まさにこの通り。あまり興味がないと思って行った会社の面接で、評価され入社し、やりがいを持って実績を残せました。興味がないと思っても、話を聞いてみる姿勢を持っていたということです。

D2C:

DNVとは「Digitally Native Vertical Brand」 

 https://www.digima-japan.com/knowhow/world/16501.php?c=670077bdc15adbd4-e5646cf74aec11a4

ささげ:

EC業務には必須の用語。商品情報を作成するための撮影(つえい)、採寸(いすん)、原稿(んこう)の頭文字をとったもの。2000年くらいから使われ始めたと思われる。

​語学:

中学以降に留学や滞在しても、ペラペラにはならないとどなたかは言われています。ペラペラの必要はなく、完全にネイティブと同じ発音の必要はないとは思っています。では、どのくらいが実用的なのでしょう。

目的によります。

多くの外資系企業で必要な英語のほとんどは、駐在している外国人上司とコミュニケーションするためと、他国の担当者とメールでやり取りする場合です。であれば、それほどのレベルは必要はありません。よく使われる表現を覚え、使い慣れるのが一番です。上司も大体の場合、過度な期待はしていません。

さらに上を狙う方は、それなりの努力が必要と思われます。語学は、要領は学び方の問題はありますが、結局、書けた時間によるものと思います。

主に英語ですが、1年留学していた人は2年は必要、2年留学していた人は3年は必要、と言います。3年の人は4年というのでしょう。私は2年留学していて、やっとなんとか回り始め感じがしたので、語学のためにはもう一年は留学を続けたかったというのが本音でした。留学している際の年齢も重要でしょう。高い年齢でもなんとかはなりますが、若ければ若いほどいいと思います。私は30歳で留学し、クラスメイトに8歳下のタイの人がいました。当初、二人とも語学的にはクラスで同じレベルの味噌っかすでした。1年たち2年たち、私の語学力もかなり良くなりましたが、そのクラスメイトの英語は私よりもはるかに上となっていました。年齢のなせるわざと思っています。勉強の対象は経営学でしたので、すでにマネジメント経験もしている私は語学的にわからなくても、内容的にわかるということで生き延びたというのが本音のところでしょうか。

語学勉強法:

語学、特にリスニングやスピーキングに一番よいのは、ディクテーションとシャドウイングだと思っています。

私は、リスニング力をつけるためと、当時の海外放送のニュースの部分だけを録音して、始終聞いていました。結果、聞き流す癖がついてしまい、リスニング力がいまだに厳しいです。ただ聞くだけでは英語は上達しないということを身をもって知ったので、そのような勉強法は絶対おすすめしません。

さらにですが、語学留学というものがありますが、あまりおすすめしません。クラスは先生以外、英語があまりしゃべれない人です。学校以外でのコミュニケーションをはからなければ、結局クラスでの英語以上のレベルは得られません。できれば、英語以外の何かを学ぶために留学して、英語で学ぶことをおすすめします。英語以外の目的のための英語学習は非常に効果があります。ビジネスでも、音楽でも、園芸でも。

英語はどのくらい必要か:

結論からいうと国際的な仕事をする人は、どんな国の仕事であろうと絶対に必要です。
あるとき、フランス語をずっと専攻している日本人の大学生に会ったのですが、英語はあまりできないが、フランス語で仕事をしたのでフランス系に会社に入りたいと言っていました。私はフランス語大事かもしれないが、好き嫌いは別にして英語を学びましょうと、強くおすすめしました。なぜなら、その方を雇用するようなフランス会社があるとすると、その会社はかなりの確率でインターナショナルなビジネスをされている可能性があります。昔の英語を馬鹿にしていた時代と違い、現在の教育を受けたフランス人はほとんど流ちょうな英語を喋れます。多くの場合、インターナショナルな仕事で海外の会社の方と話をする場合、フランス人は英語で会話をします。すると、フランス語しかできない日本人は蚊帳の外に置かれます。よほど、語学以外のバリューを持っているのでなければ評価されなくなりますよね。

ビジネスレベルの英語力の基準:

外資の立ち上げなどをするときに英語のできる人材を採用しますが、

ビジネスレベルの英語力というところに、下記のような基準が欲しいといつも思っています。

1.メール対応のみ(後は挨拶プラスアルファ)

2.社内にいる外国人スタッフと細かいことは別途メール・文書で確認することで、確実にコミュニケーションできる会話力

3.社内にいる外国人スタッフと確実にコミュニケーションできる会話力(会話のみで完結できる)

4.一人で出張をして、取引先と対面で話し、案件をまとめてくる英語力

5.1対1の電話会議でコミュニケーションができる能力

6.複数人の電話会議に参加して発言をする能力

7.複数人の電話会議で取りまとめ役ができる能力

*4と「5,6,7」はどちらがよりレベルが高いというよりも種類が違う能力と考えています。

 IT系やそれ以外でも複数拠点でプロジェクトを行う場合は、6が最低必要です。日本語でもできる人は少ないと言われますが、それは語学力以前の問題です。立ち上げの場合は大体、本国やインターナショナル部門の支援を受けてものごとを進めていきますので、6のレベルはないと難しいと言えます。
よく高い語学力よりもブロークンでもしゃべれればいいということが言われます。それは正しいのです、ただし、ちゃんと発言できれば。正確にしゃべれる方でも、「6.複数人の電話会議に参加して発言をする能力」の人は少ないようです。また、オーナーや自社のトップ(雇われ社長ではないという意味)であれば、その方及びその方の話に価値がありますから、相手はどんな下手な英語でも聞き取らないといけないので、最終的には英語は通じます(社長自身がコンテンツということです)。その社長の下手でもいいんだよという話を雇われている人が間に受けてはいけません。その社長の考えを伝えたり、実現するのが仕事ですから、ちゃんと伝えて、実行する能力が必要となります。立場により、必要とされる英語スキルが違うということです。

よく勘違いされているのが、「欧米人は電話よりチャット、メールを好むということです」私の経験の中ではこれは間違いで、彼らは、やたら電話やビデオ会議を好みます。それも、よくいきなりかけてきます。支援している会社のですが、私が過去に所属していた企業は、バリバリのデジタル、IT企業でしたが、とにかく電話会議が好きでした。リモートで働いているということもありますが、とにかく直接話をしたがります。そして、内容の確認をメールでしてもリスポンスがなく、次の会話の際に結局口頭で確認して物事を進めるということが多いです。欧米の企業の中でもメールやチャットでちゃんと進めるところもあるでしょうが、それが当たり前だと思わないほうがよいと考えています。なので、プロジェクトを回す必要のある人には6のレベルは欲しいということです。

英語での面接:

実はあまり英語のできない人でも、外国人による外資系の英語面接には合格できます。私は元部下だった人などが転職する際に、内緒でそのノウハウを教えています。そんなにたいして内容ではありませんが、それを実行すると合格率は倍以上になります。ただし、上記で言う2のレベルでいいと思っている採用に限ります。国内のほとんどの外資系求人は2のレベルです。このノウハウは、まだ、当面、文字するつもりはありませんが。
 

座右の銘:

一生青二才」と「やるべきことをやる」ですが、会社のスタッフに言うとひかれますので、あまり言わないようにしていました。

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