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インフラ、システム投資について

 システムなどの投資についてのご質問の多いので、売上に占める割合などを、これまでの経験や他社事例からとまとめていましたが、それよりも、先に伝えたほうがよい考え方があります。


投資額の全体の傾向として:

古くからの会社、大企業は、必要以上に金額が大きくなる傾向があります。

中小企業は、必要なレベル感がよくわからないのか、最初のうち必要に随分足らない金額を想定していることがあります。


大きい金額の場合:

デジタル、DXに限らず、投資額が大きいと意思決定に時間がかかります。そして、導入時にはすでに古くなってしまう。そのうえ、投資額が大きいので長く使わなければならないのです。


どうしたら投資額が小さくなるか?

・社内にわかる人を作る。

・ベンダーに丸投げではなく、社内でハンズオンで取り組む体制を作る。

・大きな会社に頼まなくてはならないという先入観を捨てる。

*投資額が大きければ大きいほど、いいインフラ、システムだという思い込みも捨てる。


安定度、成功度、精度を上げれば上げるほど、リスクを減らせば減らすほど、投資額は大きくなります。でも、本当にそのレベルが必要ななのか、質問すると答えられない場合が多く、単なる思い込みや過去の経緯から、担当者のリスクヘッジのためが多いのが事実。

これをうまくやれている事例は少ないが、ちゃんとやれているところはあります。


小さな金額の場合:

ベンチャー、中小企業で、知名度が低く、多少のトラブルがあっても失くものが少ない場合は、本当に小さな金額で始めることも可能です。ある程度、情報を集めるとそれよりはもう少し大きな金額が必要だということはわかってくるのですが、スピード重視で、人材不足、お金の問題もあり、それでもかまわないという判断をされるようです。できればリスクを踏まえたうえで決定していただきたいですが、なかなかうまくいかないようです。

ただ、セキュリティに関しては、最低限と言われるものだけは、どうしても入れていただきたいというのが、本音です。

(セキュリティは、ピンキリです。レベルはいくらでもあげられます。どこまでを目指すかは、知見、経験、センスです。ちなみに、システムの精度アップ、リスク減を実現するのは、例えば99%を100万円で実現できても、99.9%は1000万円かかるという、ちょっと上げるということではありません。)


いずれにしても、経営層のITやインフラに対する大きな考え方、トレンドレベルでの知識が必要な時代となっていると言えるでしょう。

当社でも経営陣へのアドバイス、現場レベルへのインプットも含め支援していますが、まずは、思い込みを捨て、自分たちで、ちゃんと考えながら進めることが大切と考えています。